沈船・ドロップオフ・マクロ・大物勢ぞろい
トランベンという地区には題名にも挙げられているような、いくつものダイブスタイルを1日で体験できてしまうところにトランベンの魅力があります。きっと、これほどまでに多種多様なスタイルを提供できるポイントはないのではないでしょうか?沈船にいけば正解最大級の120mの沈船が沈んでいるし、その周りには何百というギンガメサークルに取り囲まれ、小物が見たいと言われれば、沈船外でピグミーシーホースを始めとする小物が出迎えてくれる。ハナダイファンはツースポットバスレットを始めとする綺麗なハナダイを何種類も探す事が出来る。地形派ダイバーは60mまで落ち込むドロップオフがお勧め。マクロ一本ならミンピ・パラダイス・クリーニングステーション、そして何といってもパパスオリジナルのスーパーマクロポイント「Sand Slope」。殊、Sand Slopeにおいては、マリンダイビングの巻頭カラーを飾る生物をいとも間単に発見できてしまうから驚きである。トランベンはどんな種類のダイバーでも温かく迎え入れてくれ、満足させてくれる海なのである。
ビーチエントリー
自分はビーチエントリーが大好きである。理由はあとで述べるとして、バリでビーチエントリーが出来るのは、基本的にはトランベン・シークレットベイだけである。他のポイントは必ずではないがボートを使用しなくてはいけない。ビーチエントリーの好きな理由は、こころ行くまでダイビングが楽しめるということが1つ。ボートを使用するとなると、他のダイバーに合わせてエントリーエキジットしなくてはならないが、ビーチは自分のペースでダイビングを楽しむことが出来る。それから、ガイドとしての立場からして、船酔いで潰れてしまうお客様がいない分、楽であるということ。
川から流れ込む水が豊かな海を造る
アグン山の麓に位置するトランベンは、雨季になると山から大量の水が海に流れ込む。透明度こそ落ちるものの、山からの水は豊富な栄養分を含んでいるためトランベンの豊かな生物を形成していくのである。トランベンに世界中から多くのフォトグラファーが集まる理由は、いわゆるレア種といわれる生物が数多く生息するからである。試しに図鑑を開いてみてください。バリでの写真が多いはずです。さらに、ここ数年のウミウシブームに乗り、出版された「ウミウシガイドブック」(小野篤司さん著)。伊豆、沖縄版が出版されているが、著者の小野さんがウミウシに熱中しだしたのは、バリのウミウシを見てからとのこと。透明度こそ、モルジブやパラオ、グアムなどには歯もたたないが、その分プランクトンが豊富で生物の多さでは世界でも指折りだと思います。
行けば分かるさ、ありがと〜(猪木風)
ダイビングをバリで楽しむのならば、一日はトランベンで潜ってみてください。絶対に満足できると思います。普段伊豆の海でマクロばかりだから、大物見たい!!という方はきっとヌサペニダなんですしょうが、トランベンの海を見ずして、バリの海は語れません。これだけ言うのだから間違いなし!!